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5秒前の午後-37

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-7/24


仕事を上がった後、セフレさん

(36歳/独身)と会う約束だった。


しかし中々資料作成は終わらず、

1時間半も待たせる羽目に。


駅のホームで待ち合わせて

乗っていた電車の中で落ち合う。


ロッテリアで絶品と絶妙バーガー、

コンビニで缶ビールを買い込んで

チェックイン。


肌を重ねるのは久し振りだった。


ビールで乾杯、適当にお腹を満たし

シャワーもそこそこにベッドへ。


身体の変化を指摘されるのは

なんだか気恥ずかしかった。


二戦目はセフレさんが用意してきた

手枷・目隠し・耳栓を使用。


個人的に耳栓は要らないかも。


相方は相変わらず仕事を溜めていて

この夜は帰って来ないということだった。


それなら、と休憩を宿泊に切り替え

お風呂にお湯を張って一緒に入る。


長い夜になった。

セフレさんは宣言通り、5回精を吐した。


-7/25


ファミレスで一緒に朝食を取って解散。


後悔している自分を自覚して凹んだ。


洗濯物を干し、長風呂しているところへ

相方は疲れた顔をして帰って来た。


入浴剤の色が気に食わなかったらしく

(確かに真っ黒でちょっと異様だったけど)

文句を言いながらも入ってきた。


口付け、抱き合っているうちに

「咥えて欲しい」と言われて従う。


そのまま浴槽の淵に手をつかされて

後ろから入れられた。

風呂場でするのも、立ちバックも、

初めてだったと思う。


体勢的にきつかったらしく中断。

「ベッドに行こう」と余裕なく言う声が

愛おしい。


ベッドでフィニッシュした後は仮眠。


それから夜の街へ繰り出した。


相方の職場の最寄り駅は、普段の

週末の夜に増して雑然としていた。


浴衣と甚平のカップルが微笑ましい。


暑かったので100円均一で扇子を買い、

雑貨屋で変装用サングラスを買い、

回転寿司で小腹を満たしビールを飲み、

会場へと向かった。


空気を振動させる低音が蒸した夜に響く。

路地の隙間から光の花が散るのが見えた。


手を繋いで打ち上げ会場を目指す。


人の少ない路地には地元の人々が

思い思いにレジャーシートを広げ、

半分も見えない空を見上げることもなく

楽しそうな宴会をそこかしこで開いていた。


橋の傍に着く頃には20時半も間近だった。

振り返ると、道路一杯に座り込む人の海。

かなり異様な光景だった。


自分たちは缶ビールを一本ずつ買って、

橋へと渡る流れに乗り込んだ。

連続して上がっている間、高速道路の

陰に入り込んでしまい何も見えない。


運が悪かったか、と思っていると僅か進んだ。


フィナーレは何の遮りもない絶好の

ポイントで見ることが出来た。


お陰で薬きょうにバシバシ当たられたけど。


生ビールを買って浅草寺見物に行き、

アイス最中を食べてぐるりと一周。


再び出発点の駅に戻って蕎麦屋で休憩。

歩くのは好きな方だけど、さすがに

人混みの中を長距離はきつかった。


文句一つ言わなかったことを誉めてくれた。


ビールと冷酒をそれぞれ飲んで駅へ。

初めてホテルに行ったのもこの街だった。


相方も疲れたらしく、電車では真っ直ぐ

立っていられないほどだった。


遅延した終電の混雑はひどいもので、

部屋に着くや否やシャワーも浴びずに

寝てしまった。


-7/26


寝ていた。

ひたすら寝ていた。

15時間以上は寝ていた。


さすがに相方も呆れていた。


天気が良くて勿体無かったけど

出掛けるテンションじゃなかったので

部屋でダラダラとして過ごした。


珍しく誘われてやることはやったけど、

あっという間でよく覚えていない・・。


昼は相方が茹でてくれた冷麦。

夜はファミレス(土曜朝と同じとこ)。


ブックオフで閉店まで立ち読みして

帰って寝た。

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