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5秒前の午後-19

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-6/19


特に予定はなかったのだけど、

急遽セフレさん(36歳/独身)と

飲むことになって出掛ける。


今回もエロなし、お酒だけ。

最近飲み友と化した気がする。

やりたい、とは言われるけど。


引き合わせたい人が居るので

次回も飲むだけになる予定。

3Pになるかな?・・ないか。


22時頃には切り上げて帰宅。


相方は既にベッドに入っていた。

自分も支度をして隣に寝る。

接触は、なし。


-6/20


相方は相変わらず仕事。

6時過ぎに起きて出て行った。


ベッドから出るときに目が覚めて

キスをしたのは覚えている。

それからすぐ二度寝したらしい。


昼過ぎに起きると、アルパカが

添い寝してくれていた。


実家に行く予定だったが、

父が外出しているというので

翌日に繰り下げることにする。


部屋を軽く片付けていると、

台所にアメリカンチェリーを

食べた跡があった。


昨夜、一人で食べたんだろう。

買ってきてくれたんだろう。

私の好物だから。


ぼんやりと洗濯物を干していると、

珍しく携帯が鳴った。


2回ほど飲んだことのある友人。

まだセックスはしていない。


「15時からパーティーやるんだけど

 女の子が足らなくて困っている。

 来られないか?」


という内容。


合コンのような軽いノリだけど、

いわゆる乱交パーティー。

未経験の自分は一度は断ったが、

見学だけでいいからと懇願され

数合わせに顔だけ出すことになった。


合流したのは17時を過ぎていた。


ホテルの一室に足を踏み入れると、

半裸の男ばかり7~8人。

当然のこと、全員が初対面。


簡単な自己紹介をする。

お菓子をつまみながら話す内容は

いたって普通の雑談ばかり。


バスルームから響く女性の甘い声が

ここが非日常空間だと教える。


しばらくしてバスルームから

女性1人と男性2人が出てくる。


主催者が友人にシャワーを促す。

連れの子も一緒に、と言う。


タオルを受け取ってバスルームへ。


友人と狭いシャワー室へ入って

体を洗い合う。

触り合ううちに体温は上がる。


「どうする?」


何もしないで帰るという選択肢も、

存在したはずだったのだけれど。


目を瞑ってシーツを掴んでいると、

誰かが手を繋いでくれたのが

印象的だった。


常連だという女の子が到着し、

入れ替わるように抜け出して

ホテルを出たのは20時過ぎ。


友人と別れ帰途につくと、

何だか急に寂しくなった。


部屋に着いても誰も居ない。

前から聞いていた通りに、

相方は飲み会で帰ってこない。


ウィスキーのジンジャエール割を

いつもより心もち濃い目に作って

早いペースで飲み一人で潰れた。


テーブルには飲みかけのグラスと

食べかけの封の開いたスナック菓子、

点けっぱなしのDSが放置されていた。


-6/21


早朝、雨音で目が覚める。


ベランダの光景に愕然として、

自己嫌悪に陥りながら

雨水を滴らせる洗濯物を取り込む。


髪と肩が濡れてしまったけど、

シャワーを浴びようにもタオルがない。


そのままダラダラとしていると

いつの間にか相方が帰って来た。


洗濯物を濡らしてしまったことを詫びると、

洗ったことに対してだけお礼を言われた。


自分が情けなくて申し訳ない。


何度もキスをしているうちに、

行為は始まった。


生理だから遠慮してくれていたのに、

自分は何をやっていたんだろう。


相方:「まだ血は出る?」

自分:「・・少し」

相方:「じゃあ付けようか」


目の前の人はこんなに優しいのに。


無理矢理シャワーを浴びて

相方はそのまま眠りに付いた。


自分は身支度を整え実家へ向かう。


お土産を渡し、昼食をとりながら

近況を報告し合い、ビールを開けて

下らない話で何時間も笑いあった。


既婚者と同棲していることなど

明かせるわけもなく、私生活については

濁したことばかりしか言えない。

無垢な両親に少しだけ心が痛んだ。


用意してくれていた酒もなくなり

持ち込んだ酒も切れたところで

お暇することとした。


小雨がぱらついていたので

見送りは断る。


飲みに行くと言っていた相方は

部屋でぐったりと横になっていた。


シャワーを浴びると薬を塗ってくれた。

何日かサボったせいで、アトピーは

全身に再発してかなりひどくなっていた。


「ごめん」と何度も言われた。

悪いのは相方ではないのに。


電気を消して暗闇の中キスをした。

そのまま溶けるように眠りについた。

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