さよならについての考察 |
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其れは別れの言葉である。
夕暮れ時に町の中に溢れる。
又は或る恋の終わりに唱える。
然し其の恋が永きに及んだならば、
さよならの四文字では短すぎる。
其処で僕は一つ仮名を足して、
さようならと云う事を提案する。
さて此処でふと考えてみる。
さようならの語源とは如何なるものか。
作用なら、では無いだろう。
左様なら、だろうか。
そのようであるならば、という意味だ。
相手の言うことを諾諾と受け入れる様。
嗚呼なんて今の僕にお似合い!
此の恋の終わりには、どうかさようならと仰って。
(初出:2005/12/09 23:33)
投稿者 ykxifb | 返信 (0) | トラックバック (0)